次の世代に活かせる
仕事に取り組んでいきたい


三井 康晴 MITSUI YASUHARU

事業開発統轄室 主任
2011年入社 経済学部卒

※社員の所属部署は取材当時のものです。

挑戦できる幅の広さは大きな魅力

海外との接点、異文化と接することに面白さを感じていたため、海外事業を行っている企業を念頭に就職活動を行っていました。また、総合商社よりも専門商社のほうが現場に近い立ち位置にあるということで、興味を持ちました。就職活動の際に会社の良い面と悪い面の両方をオープンに話してくれたことも印象的で、入社を決める後押しとなりました。
現在は、新規事業の開発部署で、海外事業とエネルギー事業に関与しています。海外事業は、輸出と三国間貿易など海外での販売活動で、主な顧客先はインドネシアです。一方、エネルギー事業は、再生可能エネルギー関連の事業展開を進めているところです。
挑戦できる幅の広さ、分野に捉われることなくチャレンジできる点は、双日建材の大きな魅力です。ここ最近私が注力しているのは、どちらも当社の主力である木材とは結びつかないものですが、それでも全力で取り組ませてもらっており、やりがいを持って仕事に臨むことができています。

チームで取り組むことで
推進力が生まれる

インドネシア語に“besok”という単語があります。これは日本語で言えば「明日」にあたるのですが、私たちがイメージする1日後ではなく、数日後の未来までを含有する言葉です。自分の当たり前だけではコミュニケーションすら上手くいかないことは、ストレスにもなる一方で面白さでもあります。相手も我々に対してこのような“違い”を感じているはずで、意思疎通の難しさと面白さを感じずにはいられません。
私自身成長を感じたのは、チームでビジネスに取り組んでいることを実感できた時のことで、仕事への向き合い方が変わりました。あれもこれも自分一人でやり遂げたいと取り組んでいた時期がありましたが、メンバー間でお互いの得手を活かし不得手を補うことで、チームとして何倍もの力が生まれます。今は周りに頼って仕事を進めていますが、かつてよりも推進力が増したと感じます。社内外で共感できる仲間が増えていくと、未来を創り出しているようなワクワクを感じます。様々な立場の人の思いがまとまり結束していく際には、一人では決して無し得ない大きな推進力が生まれるのです。

今の世の中には
かつてのような正解はない

次の世代のための仕事に取り組んでいきたいというのが今後の目標です。今の子どもたちが大人になった時に世の中が豊かになるように、ビジネスの視点から取り組んでいければと思っています。海外では日本ならではの生活様式を提案することで、エネルギー分野では再生可能エネルギーの普及に寄与することで、子ども世代が大人になる頃の日本、海外の暮らしを豊かにしていきたいです。もちろん、そのことで会社としてもしっかり利益を上げていくことは大切です。新しい生活様式や文化を掲げて事業に取り組み、その生活様式や文化を世の中に浸透させていく…。そんな夢を描いています。
就職活動中に皆さんには、「好きこそものの上手なれ」で、直感で良いと思うことを大切にして欲しいと思います。かつてのステレオタイプ型の正解はないので、自身で興味を持って行動することが大切です。好きなもの、お手本にしたい先輩、あるいは仲の良い友達が興味持っていること、なんでも構わないので、好感を持ったことがあればすぐ行動、後追いででもなぜ好感を持ったかを考えてみると、自分の中の軸が見えてくるはずです。

1日の流れ

9:00 出社。
10:00 社内で案件の状況共有と意見交換。同期や上司からの意見で得るものが多く、小まめに意見交換を行っている。
12:00 同僚とランチ。仕事やプライベートの話で息抜き。
13:00 海外取引先との打ち合わせ。コミュニケーションにはウェブツールを活用。
18:00 残務処理、翌日準備。退社。 家族と食事、または同僚や上司と飲み会。時には飲み会が海外案件の発足のきっかけに…。